書誌のオンライン検索 → | 岩崎文庫 善本 画像データベース |
この画像データベースは、岩崎文庫の善本のうち、日本において、奈良朝—平安朝期に書写された漢籍の古写本を選んで、全頁資料として作製したものである。中国では唐代に当たる時期の写本で、他には殆ど存在しない貴重な古文献の資料である。
分類別リスト | 書名リスト |
国宝 | ||||
経部 | ||||
史部 | ||||
集部 | ||||
重要文化財 | ||||
奈良時代 | ||||
平安時代 | ||||
鎌倉時代・南北朝 | ||||
室町時代 | ||||
経部 | ||||
子部 | ||||
集部 | ||||
別集 | ||||
【書名】 | 山谷詩集注二十巻 | |||
【編著者】 | 宋任淵撰 | |||
【書写事項】 | 〔室町後期〕鈔本 | |||
【巻冊】 | 大十一冊 | |||
【書誌事項】 | 改装香色表紙 打付書「山谷集注目録年譜附 全」等 又千字文号墨書「宇」 又該部上朱書「列」蔵書票貼付 書形25.2×15.2㎝ 単辺17.8×13.8㎝ 有界毎半葉9行毎行16字注文小字双行 本文同筆朱引・朱句読、墨筆眉欄・欄外・行間詳密注 印記「開善蔵本」 | |||
【解題】 | 本書は、首目冊に年譜附目録があり、本文巻首は「山谷詩集注巻第一/豫章黄庭堅 魯直」と題し、巻末に宋紹定五年(1232)跋があり、〔南北朝〕刊五山版に一致するため、該刊本、或いは五山版の底本である宋刊本の転写と思われる。(『岩崎文庫貴重書解題Ⅰ』p.17) | |||
【請求記号】 | 一-C-15 | |||
画像 | ||||
【書名】 | 山谷詩集注残四卷 存巻第一至第四 | |||
【編著者】 | 宋任淵撰 | |||
【書写事項】 | 〔室町後期〕鈔本 | |||
【巻冊】 | 大一冊 | |||
【書誌事項】 | 改装栗皮表紙 後補書題簽「黄山谷詩集註 古鈔本」 又表紙中央下部墨書「合五冊」 書形25.0×18.2㎝ 単辺16.0×13.5㎝ 有界毎半葉9行毎行16字注文小字双行 巻二・巻三間遊紙本文別筆識語「不可許他人借 学校九華(花押)」 本文同筆朱引・朱句読、墨筆片仮名・眉欄・欄外・行間詳密注 印記「自省斎」「宗紹」「宗瑛」「洒竹文庫」「江風山月荘」 | |||
【解題】 | 本書は、〔南北朝〕刊五山版の転写と思われる。巻首に遊紙四丁あり、第三・四丁に黄山谷法嗣、年譜等を記し、本文巻首に「山谷詩集注巻第一/豫章黄庭堅 魯直」と題す。また巻二・三間遊紙の識語によれば、釈九華瑞璵のもとにあったと思われる。眉欄・欄外・行間には、本文同筆にて、「山谷黄先生大全詩註目録」等諸文献からの引用の他、音義注が詳密に書き入れられる。(『岩崎文庫貴重書解題Ⅰ』p.17) | |||
【請求記号】 | 一-C-16 | |||
画像 | ||||
総集・通代 | ||||
【書名】 | 魁本大字諸儒箋解古文真宝後集十巻 | |||
【編著者】 | 元黄堅輯 | |||
【書写事項】 | 文禄元年(1592)鈔本 | |||
【巻冊】 | 大一冊 | |||
【書誌事項】 | 改装淡香色表紙 書形24.8×17.0㎝ 単辺21.0×14.5㎝ 有界毎半葉9行毎行21字注文小字双行 書写奥書「時□ 文禄壬辰季冬中八騰写卒業私祝々々」 本文同筆墨筆返点、朱引・朱句読、ゾ式也式片仮名抄注 | |||
【解題】 | 本書は、首の元至正二十六年(1366)鄭本士文「古文真宝叙」、「諸儒箋解古文真宝後集目録」、行款共に〔室町期〕刊五山版に一致するため、該刊本を底本として、さらに抄物による注記を書入れたものである。(『岩崎文庫貴重書解題Ⅰ』p.16) | |||
【請求記号】 | 一-C-10 | |||
画像 | ||||
【書名】 | 新編江湖風月集略註二巻 | |||
【編著者】 | (天秀道人)撰 | |||
【書写事項】 | 天正十四年(1586)鈔本 | |||
【巻冊】 | 大一冊 | |||
【書誌事項】 | 改装淡褐色表紙 後補書題簽「新編江湖風月集略註 天正旧鈔本 全」 書形27.7×17.5㎝ 単辺24.5(上巻首二丁19.5)×15.3㎝ 有界毎半葉9行毎行18字内外注文小字双行 書写識語「惟時天正龍集柔兆閹茂小春拾陸日向南窓下/書之畢」(末) 本文同筆朱引・朱句読、墨筆返点、振仮名、校合注 印記「乾徳」「江風山月荘」 | |||
【解題】 | (『岩崎文庫貴重書解題Ⅰ』p.15) | |||
【請求記号】 | 一-C-5 | |||
画像 | ||||
【書名】 | 唐賢三体家法詩〔発題抄〕・ 三体絶句抄他一抄 | |||
【編著者】 | 闕名撰 | |||
【書写事項】 | 〔室町後期〕鈔本 | |||
【巻冊】 | 大一冊(合綴) | |||
【書誌事項】 | 改装淡褐色表紙 後補書題簽「唐賢三体詩 古写本」 書形26.3×17.1㎝ 唐賢三体家詩法詩〔発題抄〕 単辺18.9×14.4㎝ 有界毎半葉9行毎行20字 本文巻首「唐賢三体家法詩」末題「発題終」 書写奥書「関東足利周長書之(花押)」 本文同筆墨筆返点・片仮名・眉欄・欄外・行間漢字仮名詳密注、〔室町後期〕本文別筆朱引・朱句読 三体絶句抄 単辺18.9×14.4㎝ 無界毎半葉20行毎行40字 巻頭内題無、末題「三体絶句抄終」 書写奥書「関東足利周長書之(花押)」 〔室町後期〕本文別筆朱引・朱句読 書名不明別抄 単辺18.9×14.4㎝ 無界毎半葉20行毎行40字 書写奥書「関東足利周長書之(花押)」 印記「木正辞章」 | |||
【解題】 | 本書は、釈周長の書写による「(唐賢)三体詩法」に関する抄の合綴で、〔発題抄〕の注は万里集九『暁風集』に基づくことが指摘されている。(『岩崎文庫貴重書解題Ⅰ』p.21) | |||
【請求記号】 | 一-C-21 | |||
画像 | ||||
国書 | ||||
江戸時代 |