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●掏鹿の望臺(西豐縣) 掏鹿は所謂東山地方に於ける屈指の都市で、北は山脈連亘、南は冠河を隔てゝ、沃野は廣く展開してゐる。主なる大街は二條あつて、東西南北に十字路をなしてゐる。街の北に迫る丘陵上に、方形煉瓦積の望臺があつて周圍に濠を繞らし、今は匪賊の監視所となつてゐるが、もとこの地防備の要所として設けられた、邊牆墩臺の一であつて、その土臺の基部を加修したものではなからうか。 (印畫の複製を嚴禁す)//●掏鹿の望台(西豊県) 掏鹿は所謂東山地方に於ける屈指の都市で、北は山脈連亘、南は冠河を隔てゝ、沃野は広く展開してゐる。主なる大街は二条あつて、東西南北に十字路をなしてゐる。街の北に迫る丘陵上に、方形煉瓦積の望台があつて周囲に濠を繞らし、今は匪賊の監視所となつてゐるが、もとこの地防備の要所として設けられた、辺牆墩台の一であつて、その土台の基部を加修したものではなからうか。 (印画の複製を厳禁す)
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