atoingashu002
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●王家屯の苦力部落昆布巻のやうに蒲團を引括つた一介の荷物を肩に、デツキパツセンヂヤーとして大連埠頭に上陸した山東苦力は、春から夏へ半歳の間働きためた僅かな金を元手に、彼等の屋房は建てられる。南向きの陽當りの良い山陰に一二軒建てられたかと思ふ間に何時かこんな一部落が出來上る。茲にも支那人の植民力の偉大さを見る事が出來る。(印畫の複製を嚴禁す)//●王家屯の苦力部落昆布巻のやうに蒲団を引括つた一介の荷物を肩に、デツキパツセンヂヤーとして大連埠頭に上陸した山東苦力は、春から夏へ半歳の間働きためた僅かな金を元手に、彼等の屋房は建てられる。南向きの陽当りの良い山陰に一二軒建てられたかと思ふ間に何時かこんな一部落が出来上る。茲にも支那人の植民力の偉大さを見る事が出来る。(印画の複製を厳禁す)

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