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●雲居寺の石窟内部(直隸房山) 洞窟の内壁に塡め込んだ數百枚の石經は實に素晴しい書體で刻され支那金石の上からも有名なものである靜琬以來隋唐遼の各代に渉つて各僧知識が心血をそゝいで彫刻に從事し大乘經二百五十帙を完成し、次いで大藏經の過半をも造成したのが總て窟内に納められて居る。中央の石柱曼陀羅は洞の天床を支へるためのもので佛像の彫刻には特記すべき程のものはない。(印畫の複製を嚴禁す)//●雲居寺の石窟内部(直隷房山) 洞窟の内壁に填め込んだ数百枚の石経は実に素晴しい書体で刻され支那金石の上からも有名なものである静琬以来隋唐遼の各代に渉つて各僧知識が心血をそゝいで彫刻に従事し大乗経二百五十帙を完成し、次いで大蔵経の過半をも造成したのが総て窟内に納められて居る。中央の石柱曼陀羅は洞の天床を支へるためのもので仏像の彫刻には特記すべき程のものはない。(印画の複製を厳禁す)

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