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浙江省温州蒼南県単档木偶戯
『粉粧楼』


2011年2月 蒼南県暁峰廟にて黄朱璜による上演
馬場英子撮影


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 「粉粧楼」は、羅焜、羅燦兄弟をはじめとする唐の建国英雄の子孫たちが、裴天雄率いる鶏爪山の英雄軍団と共に、奸臣沈謙一味と戦い勝利する英雄伝奇物語である。本動画では、午後と夜、4日間全20時間の上演から、初日の上演開始の田都元帥の挨拶と、2日目午後のクライマックス「胡奎、人の頭を売る」を紹介する。

 英雄胡奎は、鶏爪山の軍師謝元の指示で、羅焜逮捕の下手人、毛守備の首を取りに錦亭衙に向かう。宿所に忍び込むと、毛守備夫婦は祝宴の真最中。胡奎は二人の寝首を掻き切り、持ち帰る。朝、当番兵は夫婦が殺され、首が無いのを見つけて役所に訴え出る。


 胡奎は、謝元の計略に随い、女の首を町で売り歩き、逮捕される。牢屋にぶち込まれた胡奎は、羅焜を見つけるが、監獄熱にやられて瀕死の状態。名医の張勇が牢屋にぶち込まれて来るのを待つしかない。


 淮安府に捕えられた羅焜たちの処刑の日が迫る。救出のため、鶏爪山の仲間が、竹売り、壺回し、皿回し、薬売り、蓮花落〔乞食歌〕唱(うた)いに扮して次々登場し、城門官を騙して城内に入り込む。


 

 

 

 

 
 場面は刑場に変わる。処刑の刻限が迫り、羅焜と胡奎および(瀕死の羅焜の治療のために、獄に送りこまれた)医者の張勇が引き出され、首切り役人が登場。張勇の妻が登場し、別れの口説きを、漢方の生薬の名前を織り込んで歌い上げる。(この部分、日本語にならないので、中国語のまま載せる)処刑の刻限となり、妻は退場。首切り役人が前に進み出たところに、鶏爪山の英雄たちがどっと押し寄せ、羅焜ら三人を奪い去る。

 処刑場破りのこの後半は、福建省漳州の布袋木偶戯の代表演目などで知られる「大名府」(『水滸伝』の盧俊義救出の段)に対応する。 なお、人形はすべて主演の黄朱璜の作。