祁陽目連戲
2004年11月16-17日,在長沙劇院,田仲一成拍攝




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 この目連戯は、3日を要する祭祀演劇としての目連戯を舞台上演用に4時間にまとめたものである。省略がいちじるしく、演出は、華美に過ぎ、祭祀性は後退している。 過度に近代化された演出と言える。
(這目連戲是將作為祭祀戲劇的三天目連戲改編為四小時的戲台戲劇。省略太多,演出過於華美,毀損祭祀戲劇的素樸風格。是一種太近代化的目連戲。)  


1. 元旦祝壽
 新年にあたり、羅卜、父、傅相、母劉氏の長寿を祝う。
(時逢元旦,羅卜向父母奉上祝壽。傅相(父)、劉氏(母)在正堂上,受禮。


2. 博施濟眾
 傅相は、貧困者に広く布施を施す。
(傅相向十方貧民布施錢物。)


3. 齋僧齋道
 傅相は、門前を訪れた僧侶、道士に布施を与える。
(僧侶道士請布施於傅府,傅相樂意 喜捨。)


4. 傅相升天
 傅相は、急に病気になり、そのまま、死去する。
(傅相忽然得病而去世。)


5. 勸姐開葷   喪に服している劉氏のところへ弔問に来た弟の劉賈が、姉に斎戒を止めて肉食をするように勧める。侍女の金奴も勧める。
(劉氏居喪,其弟劉賈來訪,勸姐開葷,侍女金奴也勸。)


6. 劉氏開葷
 劉氏は、弟の勧めに従い、肉食を再開する。
(劉氏聽從弟弟,敢於開葷。)


7. 驅逐僧道
 布施を請いに来た僧侶道士を、劉氏は追い払う。
(僧侶道士來訪以求布施,劉氏令家人趕走他們。


8. 三跪一拜
 行商に出ていた羅卜は、母、劉氏の開葷を聞き、母に代わって仏に許しを請うため、三跪一拜の礼によって、帰路に着く。
(羅卜經商,聽到母親開葷,希望替母向佛懇求恕罪,三跪一拜,回歸家鄉。)


9. 大捉小捉
 閻魔から劉氏を地獄に拘引するように命ぜられた鬼たちが劉氏の家の庭に集まる。


10. 花園發誓
 帰宅した羅卜に問いただされた劉氏は、花園で天に向かい、破戒の事実はないこと誓う。
(羅卜回鄉,糾問劉氏,劉氏在花園中向天發誓而否定開葷的事。)


11. 捉金奴劉賈
 閻王は、劉氏、劉賈、金奴の逮捕をぬかの鬼たちに命ずる。鬼たちは、まず金奴と劉賈を捉えて地獄に拘引する。
(閻王命部下鬼卒捉捕劉氏、劉賈、金奴等罪犯。鬼卒們先捉住金奴和劉賈而押到地獄。)


12. 劉氏歸陰
 鬼たちは、最後に劉氏を捉え、地獄に拘引する。
(鬼卒最後抓住劉氏而押到地獄。)


13. 劉氏回煞
 逝去して七日目、劉氏の霊魂は、一時、親族に別れを告げるため、帰宅を許される。しかし、羅卜は、霊位の前で仮眠をとっていて、言葉をかわせぬまま、再び、地獄への旅に赴く。
(劉氏去世後,過七天而逢回煞之日,其靈魂回歸舊宅,但羅卜悃睡在靈位前,劉氏叫喚不醒,不能見面而走。)


14. 羅卜描容
 羅卜は、眠りからさめて母が来たことを知り、悔恨する。母の容姿を絵に描き、祭壇に掛けて供養する。
(羅卜醒過來,得知母親來過,悔悟不已,描畫母姿,掛在靈位前面。)


15. 過破錢山
 劉氏は、鬼に引かれて、破銭山を越える。
(劉氏被鬼卒勾引,過破錢山的難關)


16. 挑經挑母
 羅卜は母の魂が西方極楽に再生できるように、母の遺骨と経典を天秤をかつぎ、西天に向かって旅立つ。
(羅卜為了讓母親再生於西天,將母骨和經典結在攤子兩端,挑起於肩膀上,向西天走步。)  


17. 觀音試道
 西天に向かう羅卜の仏心を試そうとして、観音が美女に変身して誘惑するが、羅卜は動ぜず、試練を乗り越える。観音は、白猿と沙悟浄に命じて羅卜を護衛させる。
(觀音企圖試驗羅卜道心,在赴西天的羅卜前面,變身為美女而出現,誘惑幾次,但羅卜不動俗心。)


18. 梅嶺脫化
 羅卜は、梅嶺に至り、満開の梅花に心を打たれ、梅をとりに行く。遺骨から離れたすきに白猿がこれを奪って逃げ去る。羅卜は絶望し、谷に身を投げて死ぬ。
(羅卜至梅嶺,見梅花滿開之景,要摘取梅花,暫時離開攤子,其間白猿奪取攤子而逃跑。羅卜絕望,投身溪谷而死。)


19 過奈何橋
 劉氏は鬼に引かれて、奈何橋を渡る。一本の丸木橋を、何度も危うく落ちそうになりながら、かろうじて渡り切る。
(劉氏被鬼卒押走,過奈何橋,是由一根粗木桿造成的,渡走極為危險,劉氏恐懼不已,好不容易維持平衡而渡得過去。)


20 羅卜成佛
   自殺した羅卜は、釈迦の下で生まれ変わり、目連の法名を得る。釈迦から錫杖を与えられ、地獄に幽閉されている母、劉氏を探しに往く。
(投身溪谷的羅卜,脫出凡體,成為佛體,赴釋迦如來之處,受法名“目連”。如來給他授予錫杖,他就去地獄找母親。


21. 三殿尋母
 目連は、地獄第一殿。第二殿と巡り、第三殿にいたり、血の池地獄で母を探すが会えない。
(目連經過地獄第一殿、第二殿,到達第三殿,那裡血湖地獄,他找母親於其中,但找不到而離開。)


22. 六殿見母
 目連は、さらに第四殿、五殿とめぐり、第六殿に至って、ようやく母とめぐりあう。しかし、会えたのも束の間、母は引き離されて再び地獄に戻る。
(目連更尋第四、五殿,到達第六殿,遂於見母。但相見不久,母親被班頭再押到獄門之中。)


23. 九殿尋母
 劉氏は、さらに第七殿、八殿を経て、第九殿に送られる。ここの九殿王は何も言わず、第十殿に送る。
(劉氏繼續被押到第七、八殿,到達第九殿,這裡獄王不語不說,送劉氏到十殿去。)


24. 十殿輪轉
 第十殿の王は、罪人を判決によって、転身させる。劉氏は、狗に変身させられる。
(十殿王將罪犯變身,劉氏被變為一條狗。


25. 盂蘭大會
 目連は、観音の教えに従い、七日七夜にわたり、盂蘭盆会を行う、その功徳により、母は元の姿に戻る。 (目連聽從觀音的指示,替母親做七天七夜的盂蘭盆會,據此劉氏得到翻身為人身。


26. 封爵
 劉氏は玉皇から勧善夫人の爵位を受ける。
(劉氏被玉皇封為勸善夫人,目連子母獲得團圓。)


27. 終演儀式
 出演者全員、観客に向かって挨拶する。
(全部演員排在台上,向觀眾打招呼。)