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教養講座
 
大地からの中国史――史料に語らせよう
 
(チラシ用画像) 大澤 正昭
上智大学名誉教授
東洋文庫研究員
(講師顔)
 本講座は、農業と食べ物の視点からみる中国古代・中世・近世史です。
おもに農書と唐宋時代の小説史料を読み解いて、農の営み、つまり大地と人間のかかわり方が歴史的にどう変化してきたのかを考えます。
政治史や制度史を主体とするふつうの概説とは異なる、農業の視点に立った概説です。

 【講座コード】 202402
 【金額】 一般 14,500円(友の会会員 13,050円)
 【持ち物】 
 【講座期間・曜日】 2024年1月20日〜2024年2月17日 土曜日

【カリキュラム】
第一回2024年1月20日土曜日15:00〜16:30教室:2階講演室①基礎知識 ②田植は必要?――稲作技術の歴史 ③「日常茶飯事」はいつから?――茶の流行
第二回2024年1月27日土曜日15:00〜16:30教室:2階講演室④乾燥地域でも農業はできる――アワとコムギ
第三回2024年2月3日土曜日15:00〜16:30教室:2階講演室⑤餅はモチではなく麺はうどんではない――コムギ粉食品の流行 ⑥唐の都・長安の畑から――カブラ類の歴史
第四回2024年2月10日土曜日15:00〜16:30教室:2階講演室⑦犂のトリセツ――長床犂の構造 ⑧「糞」の行方――肥料の歴史
第五回2024年2月17日土曜日15:00〜16:30教室:2階講演室⑨農業は永遠です――農家の歴史 ⑩まとめと補足

 大学受験生・大学生・社会人を対象にした講座です。
古来、中国の人びとが生きてゆくためにどんな作物をどのように生産してきたのか、農業関係史料から考えます。作物・食物・農具などのテーマごとにその歴史をたどります。
史料は限られていますが、現代日本語でわかりやすく読み解き、農作物・衣料作物生産の歴史を跡付けてみます。
世界の食糧危機が叫ばれている今日、農の原点に立ち戻って将来の食糧問題を再検討することが求められています。この問題の歴史的考察に、いくらかでも役立つことを願っています。

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