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体験・ものづくり講座
 
初歩の水墨画講座(『百花詩箋譜』を描く)Ⅳ
 
(チラシ用画像) 伊藤忠綱
二松学舎大学非常勤講師
(講師顔)
 『百花詩箋譜』は光緒年間に張兆祥によって百枚の花が描かれた便箋です。もっとも実際に便箋として使用されることはあまりなく、鑑賞用として出版されたようです。今回の講座では彩色、線描、没骨筆の技法を用いてこの『百花詩箋譜』を臨模し、最終日には線装本に仕立てたいと思います。道具は一般的な書道用具で構いません。各回ごとに完結させるため、休んだり、途中参加であっても問題なく続けられると思います。

 【講座コード】 200204
 【金額】 17,400円(友の会会員15,660円)
 【持ち物】 一般的な書道用具(大筆、小筆、硯、絵皿、固形墨、半紙、下敷きなど。)
 【講座期間・曜日】 2020年2月8日〜2020年4月25日 毎月第2・第4土曜日

【カリキュラム】
第一回2020年2月8日土曜日10:30〜12:00教室:7階会議室(大)導入:『百花詩箋譜』鑑賞と概説、さらにその他の詩箋や印刷技法にも言及します。実技としては紙・絵の具・筆の下準備と基礎練習をし、以降、下準備の基本とします。その後、冬に合わせて南天やヤブコウジ(赤)を描きます。
第二回2020年2月22日土曜日10:30〜12:00教室:7階会議室(大)福寿草(黄)を描きます。
第三回2020年3月14日土曜日10:30〜12:00教室:7階会議室(大)茶花(白)や椿(白)を描きます。
第四回2020年3月28日土曜日10:30〜12:00教室:7階会議室(大)ヒヤシンス(青系統)と沈丁花(白・紫)を描きます。
第五回2020年4月11日土曜日10:30〜12:00教室:7階会議室(大)木瓜(咲き分け)を描きます。
一般的な花卉以外にあまり画題として取り上げられないものも描きます。毎回1~2種類の花を描き、その表現にあった技法をその都度学びます。
第六回2020年4月25日土曜日10:30〜12:00教室:7階会議室(大)仕上げと装幀
それまで描いてきた花画に落款や添景物を加え、装幀をして仕上げます。

 

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